PHPでWebアプリケーションを開発を行う前には、LAMP環境という環境を構築する必要があります。
仮想マシンの構築・基本的な開発ツールのインストール後に、PHP5.5, MySQL5.6など、新しいバージョンのPHP, MySQLを利用した開発環境を構築するプロセスを紹介します。
前提
- CentOS6.5での動作検証を行っています(Scientific Linuxなど、RHEL系であれば基本的に同様です)
- 下記のコマンドはすべてroot権限で行ってください。
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下記二記事の仮想マシン環境の構築が終わった状態で、本記事の内容を実行して頂けるとPHP5.5, MySQL5.5の環境構築が可能です!
【Vagrant, CentOS】VagrantでCentOSをインストール
【CentOS, LAMP】仮想マシンを立てたら最初にやっておきたい設定
yumリポジトリの追加
epelリポジトリの登録
# rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
remiリポジトリの登録
# rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
mysql-communityの登録
# yum install -y http://repo.mysql.com/mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm
Apacheをインストール
Apacheをインストール
# yum install httpd httpd-devel -y
Apacheを起動
# service httpd start
Apacheの自動起動設定を行う
# chkconfig httpd on
その他参考
【Apache】Apacheをインストールしたら知っておきたい設定項目
MySQLのインストール
MySQLのインストール
下記コマンドでは、バージョン5.6系のMySQLがインストールされます。
# yum install -y mysql mysql-server mysql-devel
その他参考
【MySQL, 開発環境】MySQLのインストールと初期設定
PHPMyAdminのインストール
(必要であればPHPMyAdminを下記コマンドでインストールできます)
# yum install -y --enablerepo=remi,remi-php55 phpMyAdmin
PHP5.5のインストール
依存関係のあるパッケージのインストール
# yum install -y --enablerepo=epel libmcrypt
PHP5.5のインストール
# yum install -y --enablerepo=remi,remi-php55 php php-devel php-pear php-mbstring php-xml php-mcrypt php-gd php-pecl-xdebug php-opcache php-pecl-apcu php-fpm php-phpunit-PHPUnit php-mysqlnd
その他参考
まとめ
とりあえず現状で、PHP×MySQLで開発するのに必要十分な環境の構築が完了です。
できればNginxにしたいという話はありつつですが、とりあえずはApacheでの環境構築とします。
次回以降、LAMP環境構築後にしておきたいPHPやMySQL自体の設定項目について紹介していければと思います。
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