発声練習の注意点
最初のうちはアルファベットから始め、慣れてきたら、単語、簡単な文章というふうに複雑にしていくと良いでしょう。
ただ、あくまでも発音練習ですので、しっかりと身につくまでは、長くてもワンフレーズくらいにとどめておきましょう。
また、英語には日本語にはない発音があります。そのため、口や舌の普段全く使わない筋肉をこの発声練習では総動員します。
私もそうでしたが、慣れないうちは非常に疲れます。この練習の目的はあくまでも正しい発音方法、発音を身に着けることです。
疲れてくれば自然と正しい口の形を維持するのも困難になってきます。無理に続けても練習効果が下がります。疲れたら休みましょう。10分程度の短い時間で集中して行うのがおすすめです。
基本を身に着けたら、まねして発音練習
ここまで私はまだ進んでいないのですが、ある程度発音が身についたら、英語を身につけた多くの日本人の方がおすすめしているのがこの方法です。
真似をする、というとさっきと同じなのでは?と思う方もいるかもしれません。これまでのものは、アルファベットの発音の見本を真似するというものでしたが、そうではなく、テレビやドラマニュース、リスニング教材などの実際の発音を真似して発音練習する、という方法になります。
とにかく繰り返し真似して発音、覚えてしまうまでやる
練習の題材はなんでも構いません。ご自身で興味が持てる題材に取り組むといいでしょう。
ただ、文章がついている、映像があるなど意味をとることのできる教材がおすすめです。
ただ、音を真似するよりも、しっかりと意味を把握して真似したほうが効果は高いです。私は現在tofleの勉強も行っているため、リーディング練習もできる「cnn express」という教材を利用しています。
実際の英国国営放送CNNの放送の音声、ディスクリプションを使った、リスニングリーディング学習ができるものです。おすすめです。練習の方法ですが、以下のような流れがおすすめです。
1.ディスクリプションを見ながら音声を聞く
2.ディスクリプションの意味を意味をとる
3.文章を見ながらシャドーイングする
4.見ないでシャドーイング
5.音読
6.慣れてきたら、3~5を繰り返す。
ちなみにシャドーイングというのは、流れる音声を追って、真似をして発声するというものです。
なぜこのシャドーイングがおすすめかというと、発音を正しく身に着けるためには、「単純にルールにのっとって正しく声に出す」だけが必要なのではありません。
最終的には、英語が持つ言葉の独特のリズムや平均的な発話の速さも理解し、身に着ける必要があります。そのために、真似をして、すぐに発音するというシャドーイングの作業が必要です。
慣れるまではゆっくりでも構いません。ですが慣れてきたら、できるだけ実際の発話と同じ速さで発音できるように努めましょう。
身に着けるためには、とにかく繰り返すことが大事です。できれば映像や文章を見ず、しかも正しい速さ、音、で発音できるようになるまで繰り返して同じ題材に取り組みましょう。
この作業を通して、単に発音だけでなく、フレーズの引き出しを増やすこと、読解力の強化を行うことができます。
まとめ
今回の記事では、英語の正しい発音を身に着けるための練習方法をご紹介してきました。
私が子供の頃もそうでしたが、日本ではなぜか、発音の原則や発声練習などが公教育の場ではないがしろにされてきた、という歴史があります。
そのため正しい発音が身につかず、やってもやっても英語があまり身につかない、そんな方を多く生み出してきました。
かくいう私もそんな一人でした。発音の方法は言語の原理原則の一つです。それだけに時間もかかります。ですが、正しく身に着けることができれば、リスニング、会話などあらゆる場面で生きてきます。丁寧にしっかり正しい英語の発音方法を身に付けましょう。
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