ライティングの学習は、手間と時間が掛かると敬遠されがちですが、英語での会話力を上げたい人に、英語で日記を書いてみることをおすすめします。
書くことがなぜ会話上達に効くの?と不思議に思われるかもしれません。英語日記の効果、やり方、お助けツールを紹介します。学習の中に取り入れて、最大限の効果をぜひ、実感してみてください。
気になる!英語日記の心配ごと
英語日記は、ひとつの英作文です。日本人特有の心配ごとがたくさん聞こえてきそうです。
英語日記のメリットに目を向けて、取り組んでみませんか?
英文が間違っていないか心配?
英語日記はライティングになりますが、即座に文章チェックができないので、正しい文章が書けているかどうかが心配になる人は多いようです。しかし、そこで英語に触れる内容の選択肢から外してしまってはもったいないほどの学習効果があるんですよ!
間違うことより大切なこと
英語はコミュニケーションのツールです。言葉のコミュニケーションの中では、思うことが言えない、書けないとなるともどかしいものですよね。間違っていると恥ずかしいと感じる人もいるようです。
目的は完璧に英語を使うことではなく、コミュニケーションをとること。完璧でなくてもコミュニケーションはとれますし、その積み重ねがより完璧に近づくことを助けてくれるのです。
一番使う英語ってどんなもの?
教材や例文集の英文を暗記する学習をしている人も多いでしょう。例文は、覚えてから、しっかり使えるところまで定着させるのに少なくとも3回くらいの実践が必要なのだそうです。この実践は、練習ではなく、自分の実体験の中に絡めて使うということです。どんな場面でも、一番使う、もしくは使いたいのは、自分に近いことなのではないでしょうか?
英文法は要らないの?
英語日記での英語の上達効果を最大限に引き上げてくれるのが、中学英語程度の文法をしっかりマスターすることと、中学レベルの英単語を身に付けておくことです。自分のことを英語初心者と思っていても、中学レベルの内容で知っていることは多いものです。
英語の文章を書くことの強力な助っ人になるので自信のない人は、チェックしてからでも、チェックしながらでもマスターしていくと効果倍増でしょう。
英語日記は思っているより効果がある
教材の中にあるフレーズや例文を覚えることを受け身の学習法とするなら、英語で日記をつけることは攻めの学習法です。自分の中からフレーズを作りだし、分からなければ疑問になるので、とても積極的な方法なのです。
語彙や表現が増える
書きたいことが浮かんだときに、これは英語では何というのだろう?が必ず出てきます。
単語だけでなく、イディオムなどの言い回しが見つかるものもあるでしょう。ひとつでなく、いろいろな表現があることも認識できます。
自分ごとなので記憶しやすい
単語や例文を覚えるときに、イメージとセットで覚えると記憶に残ったという経験はありますか?
英語で日記をつけるときには、すでにそのシーンやイメージが頭の中にあるものですよね。わざわざイメージを浮かべる必要のないことがほとんどでしょう。
リアルにその状況を経験しているわけですから、感情も伴いやすく、イメージも、より鮮明のはずです。
自分ごとなので実践確率が高い
コミュニケーションの中では、ものごとやそのときの気持ちなど、自分に絡んだことを発信するものではないでしょうか。日常生活でも、海外旅行でも、ビジネスシーンでも、どのシーンでも同じですよね。
日記には、より身近なことを書いていくので使う機会が一段と増えるのです。英語で日記を書いていることは、実践の場の予行練習と言えるかもしれません。
たとえ、練習のつもりはなかったとしても、英語のコミュニケーションの中で、日記で使ったり、覚えたりした英語を使う自分に気付くことはきっとたくさんあるはずです。えーっと、これは英語で何て言えば…と詰まることが減ってくるでしょう。
続けやすい英語日記の実践方法
英語で日記をつけることにやる気が出ても、始めからたくさんの文章を書こうとすると挫折しやすいかもしれません。英語という以前に、習慣にすることが第一のハードルでしょう。
負荷の少ない、できるだけ面白い、学習効果の感じられることが理想的ですよね。本来、日記をつけることにルールはありませんが、おすすめの方法を紹介します。
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