サクレが美味しい季節になってきましたね!
皆さん、シャドーイングという英語学習法をご存知でしょうか。
シャドーイングとは、英語を聞いて即座にそれを真似して発音する学習法のことです。
シャドーイングの効果
リスニング力が高まる
シャドーイングでは聞こえてくる音と全く同じように発音することがポイントです。
繰り返し練習することでネイティヴが話すスピードに慣れていき、だんだん聞き取れるようになっていきます。
発音が上手になる
ここでの発音とは、単語そのものの発音はもちろんのこと、単語同士の音のつながり(リエゾン)や英語のリズムやイントネーションのことも意味します。
英語の音声を全て意識的に徹底的に真似することが大切です。
語彙力がつく
上述しましたが、聞こえてくる音と全く同じように発音することがポイントです。
もちろん分からない単語に出会いますが、その際に辞書を使って調べて自分専用の単語帳を作ることをおすすめします。
あとでそれを見直すことでしっかりと長期記憶として定着することでしょう。
※シャドーイングではスピーキング力の向上はあまり期待できないです。
確かに、真似をすることで発音力は向上しますが、英語で話すためには、例文を覚えることが大切です。
スピーキング力向上を目指す方は以下の記事もご覧ください。
では、早速シャドーイングのやり方を紹介していきます。
- 教材を選ぶ
- オーディオを聞く
- シャドーイング(1回目)
- テキストを見て意味を確認する
- テキストを見ながらシャドーイング(2回目)
- シャドーイング(スラスラ発音できるまで)
最終目標:意味を理解しながらスラスラ発音できること
1. 教材を選ぶ
自分の英語力に合った、あるいはそれよりやや易しめの教材を選びましょう。
いきなり難しい教材を使っても挫折するだけです。
1セクションあたり300語から500語くらいが目安です。
長い教材でも一部を抜粋して利用しても良いです。
おすすめの教材は後述します。
2. オーディオを聞く
まずはオーディオを聞いて、全体の内容を理解してみましょう。
もちろん全てを理解することは難しいかもしれませんが、リスニングの勉強だと思ってぜひ粘り強くトライしてみてください。
3. シャドーイング(1回目)
オーディオを聞いて大体の意味を把握したら、一度シャドーイングをしてみましょう。
テキストを見ずにオーディオの発音を真似して発音してみてください。
4. テキストを見て意味を確認する
ここまでで既に2回は同じ文章を聞いていると思いますが、まだ理解できないところはあるでしょう。
このステップでは、英文や日本語訳を見て、どんなことが話されているのか確認してください。
分からない単語は辞書を使って、自分専用の単語帳に書き込むとベターです。
5. テキストを見ながらシャドーイング(2回目)
テキストを見て話している内容も分かったところで、1回目のシャドーイングで上手く真似できていなかったところを確認しながら音声を真似してみましょう。
テキストを見ながら、単語の発音はもちろん、リズムやイントネーションを全てそっくりそのまま発音しましょう。
6. シャドーイング(完璧に発音できるまで)
今度はテキストを見ずに真似します。
単語やリズム、イントネーションを徹底的に真似して発音ください。
発音が真似できるようになったら、何を話しているか意識しながら発音してみましょう。
最後はあたかも誰かに話しているかのように発音してみましょう。
オプション. 数分間でシャドーイングした内容やそれについて自分の意見を話してみる
最後まで音声に合わせて発音できるようになったら数分程度で英語で要約や意見を述べてみましょう。
これはシャドーイングではないですが、英語で物事を考え、英語で自分の意見を言う素晴らしい機会になります。
ある程度英語力がなければ難しいですが、英語力のある人にとっては良い訓練になります。
では、次にシャドーイングのポイントを説明していきます。
シャドーイングのポイント
ネイティヴの英語を徹底的に声に出して発音する
何度も繰り返し述べていますが、単語の発音やリズム、イントネーション全てを徹底的に真似しましょう。
ボソボソ言うのではなく、しっかり声に出して発音してください。
英語が母語になった気持ちで発音しましょう。
今日からあなたは英語がmother tongueです!
上手く発音できなくてもそのまま続ける
シャドーイングをしていても途中で間違えたり、上手く発音できないこともあるでしょう。
大丈夫です、そのまま続けてください。
最後までスイスイ発音できるようになるまで同じ教材を使うので、間違えても何回でも繰り返せば良いんです。
自分の発音を録音する
自分の発音が100%真似できているか確認するためには、録音をしてそれを聞きなおすことが大切です。
最初はなかなか上手く発音できないかもしれませんが、10回、20回とシャドーイングを繰り返すことで上手くできるようになります。
自分の上達具合を録音した音声で確認することは自信にもつながります。
最後にシャドーイングにおすすめの教材を紹介します。
おすすめ教材
書物+CD
以前、以下の記事でおすすめしたGraded ReadersにはCDがついている洋書もあります。
レベル別になっているので、自分のレベルに合った教材を選べるので学習しやすいです。
それ以外にも多聴多読マガジンがおすすめです。
動画
TEDや映画もおすすめです。何と言っても無料で学習できるのがメリットですね。
TED: https://www.ted.com/
映画のおすすめは以下の記事をご覧ください。
洋楽
洋楽もYouTubeやSpotifyなどで無料で聞けるのがメリットです。
テクノロジーに感謝ですね。ありがとうございます。
よくおすすめされるのはThe BEATLESやCARPENTERSでしょう。
現代のアーティストで言うと、Tayler Swiftをおすすめします。
発音もクリアで他のアーティストより個人的に聞き取りやすいです。
私はTaylerが好きです。声が好き。異論は認めません。
僕はかなり音痴ですが、洋楽で堂々とシャドーイングをします。
まるでTaylerとコラボしているかのように歌います。
実際にシャドーイングでネイティヴの英語を真似するようになってから発音は良くなりました。
外国人と話しても発音で困ることはありませんし、たまに褒められます。嬉しい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
発音を良くしたい!リスニング力をつけたい!といった方はぜひシャドーイングを取り入れてみてください。
最初はなかなか難しく挫折するかもしれませんが、それを乗り越えれば予想以上の結果を得られます。
発音が良くなると自信をもって英語を話せるようになります。
筋トレしてテストステロンをブーストさせれば自信はつくので、筋トレもおすすめです!
ぜひ生活に筋トレを取り入れてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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筋トレこそ正義、森下です。アメリカでの学部留学、NexSeedでのインターンを経て、ただ今ダイエット中です。
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