英語でスピーチなんて無理!?成功させる10個のコツとイケてるスピーチ動画をご紹介

英文でスピーチを求められた時パニックになってしまった経験、ありますか?

ただでさえ日本語でも説得力のあるスピーチやプレゼンなど苦手なのに、英語ではとてもじゃないけど無理と苦手意識を持つ人も多いはず。

そこで今回は、英語スピーチで使えるコツを伝授します。

英語でスピーチを行う方はある程度、英語力(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)が比較的高いという先入観を持つ方も多いですが、スピーチは英語力に関係なく一通り行うことは可能です。

簡単な自己紹介からビジネスシーンでも活かせるスピーチ術の基本をまずは学んでいきましょう。

 

起承転結を意識する

英語でのスピーチで特に重要視されるのが、ホックと呼ばれる出だしで、いかに人を惹きつけられるかです。ホックで話題を作ってから、スムーズに本題に入ることでスピーチの大半の印象は決まります。ホックでは、突拍子もなくいきなり本題に入るなど様々な方法で人を惹きつけることが出来ます。

そして、英語スピーチで意識したいのはアウトライン(構成)もホック同様に重要です。

また、英語のスピーチでも資料やパワーポイントを積極的に活用し、スピーチの手立てとなるアイテムに頼らない確かな構成が求められます。また、分かりやすいスピーチのコツとして、アウトラインを述べながらスピーチをスタートするのも1つの手です。

 

スピーチの丸覚えはNG

英語のスピーチでよくあるパターンに、英語の原稿を用意しそのまま丸覚えする体験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、この方法は適切とは言えません。

丸覚えのスピーチは自然とは言えない上に自分の言葉で伝える訓練にもなりません。丸覚えは簡単ではありますが、リスニングやスピーキングの要素でも身に付けたい「要約力」を実践することができるのも、スピーチの利点なのです。

もちろん、スピーチを行う本番前に練習は必要ですが、大切なのは「丸覚えでなく伝えたいことを整理」することです。英語のスピーチでは、メモを自前に用意して行うことも可能なので、自分のスピーチのプロットが決まり次第、キーワードを書きスピーチの流れをメモと共に掴むことが重要です。

ある程度、練習に慣れてきたら、スピーチを録音してオーディエンスの気持ちになって客観的にスピーチを聞いてみましょう。詰まりやすい場所があるか、変に無言になっていないか、自分の言葉の癖など様々な課題を見つけることが出来ます。

 

オーディエンスとの距離感も忘れない

英語でのスピーチで使える技は、オーディエンスとの程よい距離感です。英語そのものが持つフランクな口調は、オーディエンスとスピーカーが会話をしているかのように型にとらわれにくいという特徴もあります。

スピーチをする場合、スピーカー1人に対して注目が集中してしまいがちですが、話題によってはオーディエンスを巻き込んで話を進めるのも1つの手です。例えば、「例題をあげるときにあえてオーディエンスにその話題を振ってみる」など。

話を膨らまし、想像を掻き立てるようなスピーチは、オーディエンスにとっても得るものと言えます。また、アイコンタクトやオーディエンスに向ける目線などのボディランゲージも非常に重要です。

 

自分が分からない言葉をチョイスしない

スピーチでカッコよく決めたいと、自分の知らない言葉をチョイスし話を進めるのはあまり勧められません。というのも、スピーチの目的はあくまでオーディエンスに向けたものであって、自分の能力を披露するわけではありません。

誰が聞いても分かりやすい言葉、そしてアウトラインが何よりも重要です。自分の英語のレベルに見合った言葉で伝えることがいいスピーチにつながるのです。

また、緊張のあまりついつい早口になってしまいがちですが、落ち着いてリズムを忘れないないように伝えるということも忘れないようにしたいですね。

 

ユーモアも忘れずに

日本語のスピーチではやや難易度が高いスピーチの技能、それはユーモアを交えた表現を交えることです。英語でのスピーチでは、ユーモアがあればあるほど歓迎されるところもポイントです。言葉ででもボディランゲージでも様々な方法でユーモアを交えることも出来ます。

 

入念な準備が一番の近道

スピーチが上手なことで知られる、アップル創設者の故スティーブ・ジョブスもスピーチの準備はとても重要視していたようで、うまくできるまで繰り返し練習を重ねていたようです。

時間が許す限り、練習を心がけてみてください。自分で練習することに慣れてくると、自己評価もしにくくなるので、友人などの前で実際に予行練習することもおすすめします。

フィードバックをもらいどんなように見えているのか第三者に事前にみてもらうことで本番に備えることが大切です。

 

スピーチの達人から学ぶ英語スピーチ

ここで世界で活躍される方が行うスピーチを覗いてきましょう!

スティーブ・ジョブズのスピーチから学ぶ

スティーブ・ジョブスが行った商品発表時のプレゼンです。5分間のスピーチですが、徹底して準備を何百時間と行いスピーチに臨んでいたそうです。

 

ジョブスのスピーチから学びたいポイントは、

⑴シンプルで分かりやすい

上記でも説明してるように、分かりやすさをつ追求したスピーチになっています。使われる英単語も、専門用語以外は比較的馴染みのある言葉が揃っているため、英語のノンネイティブスピーカーでの理解しやすいスピーチになっています。

 

⑵ついつい聞き入ってしまう内容

商品の説明しているスピーチといえばそれまでですが、ジョブスのスピーチには説得力とワクワクするような期待を呼び起こさせる言葉が詰まっています。オーディエンスの期待に応えたスピーチをこなせる彼のスピーチは決して色あせることがない、究極のスピーチかもしれません。

 

TED Talk Will・Stephenから学ぶ

このスピーチも、かなりユーモアに溢れたものです。スピーチの内容がまったく無いのですが、デタラメな数字やチャートを使ってそれっぽくスピーチが成り立ってしまう不思議なスピーチです。

 

この動画から学びたいポイントは、

⑴自信を持ってしゃべる

ついつい緊張してしまうシチュエーションですが、自信を持ってスピーチを述べるただそれだけでも言葉の説得力を高めることは可能だと、この動画から見ても学ぶことが出来ます。

 

⑵時には何かを演じる力も必要

この動画を見てわかるように、スピーカーである彼は、最後身に付けていたメガネをとり、フェイクのメガネであることを言います。

その理由も、「頭が良く見えるから」と正直に述べているのですが、こうした演出も行うこともユーモアを絡めたスピーチに一部です。

自分の思う自分に演じる勇気も時には、スピーチをする上で求められるのかもしれません。

 

さいごに

今回は、英語でスピーチを行う上で必要とされるコツをご紹介しました。

英語のスピーチというだけで壁を感じてしまう方も多いですが、スピーチに必要となるコツさえつかめば短期間での上達も可能です。

ただし、しっかりと練習を重ねスピーチに臨むことが前提です。

構成や言葉のチョイスなど細かな部分に時間をかけて自信を持ってスピーチに臨んでみることをおすすめします。

苦手意識をすてて、得意分野と言えるくらいにスピーチにチャレンジしてみて下さい。

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