留学の出会いをきっかけに夢だった教師にリトライ！―セブ島留学生日記Vol.3―

Q. IT留学で何を学びましたか？

藍さん：これまでは、インターネットはすごく便利なもので、自分はそのサービスを使うだけ、という認識だったんですけど、それをつくる側を経験したことで、コンピューターはただの”物”ではなく人間の”パートナー”であり、コンピューターといかにいい関係を作れるかが重要になってくる、と思えるようになりました。

プログラミングに関しては、私が分からなくてどうにもできない問題を先生に質問したとき、よく先生が 「コンピュータと話します」って言ってその問題を先生とコンピュータで解決していました(笑)。

そのノウハウをここで学べたことはすごく大きかったです。

まだ先生みたいにはできないけど、これからも勉強を続けて成長したいですね。

 

Q. 英語のリスニング・スピーキングは成長しましたか？

藍さん：この3ヶ月でものすごく成長したと思います。

最初は、本当にシンプルな主語、述語、動詞の3単語を使った文法しか話せなくて、よく先生に「もっと(文を)続けて！」と注意されていました(笑)

今では、自然に言葉が出てくるようになり、自分の考えをしっかり構成してから話せるようになりました。

 

Q. 卒業後の進路を教えてください。

藍さん：卒業後はIT関係の仕事を探そうかなと思っていたんですけど、セブ島で何人かベンチャー企業を立ち上げた人とお話する機会があったときに、この人生で、その仕事が本当にやりたいのか？という問いをいただきました。

で、自分が最終的に出した答えが、特にやりたいことではなかった、です。もちろん自分の勉強になるし、やる理由はいくらでもあると思うんですけど、自分にとってベストか？と聞かれたら、そうではなかったんですね。

Rocky：では、何か他のことをするんですか？

藍さん：はい。今は、高校の先生を目指そうと考えています。実はもともと教師になりたくて大学に入ったんですけど、だんだん学校という狭いコミュニティでうまくやっていく自信がなくなってしまって。でも、NexSeedで英語を教えている先生たちと出会って変わりまし た。

先生たちはすごく純粋でいつも楽しそうでした。だけど、テキストブック以外の雑談ではすごくまじめな話題で意見交換したり。先生たちは休日には教会に行って演奏をしたり、子どもたちに勉強を教えたりしてて、みんな自分ができることをやっていたんです。

他人のためにここまでできる先生たちを本当に尊敬しています。NexSeedをきっかけに、もう一度、私も先生たちみたいに人生を歩んでみたいなって思うようになりました。

Rocky：プログラミングは今後も続けていくんですか？

藍さん：ここで学んだプログラミングはすごく難しいけど楽しかったし、今後も自分で勉強を続けていきたいです。

 

Q. 最後に、留学に悩んでいるすべての方に向けてメッセージをお願いします！

もし留学に興味があるなら、「興味」を最優先して行動してみてください！

迷っているなら、あまり深く考えずに行動してみる。迷っていては一歩も進まないですからね。

留学はきっといい経験になると思います。プログラミングは先生が基礎からしっかり教えてくれるし、頼りになるバッチメイトもたくさんいます。いい出会いをたくさん経験して、一生の思い出を作ってください！！

 

―金光藍さん、ありがとうございました。

自分をの将来について考え、見つめなおし、これまでの環境を大きく変える決断をした藍さん。

インタビューを終えて、安定した生活に満足せず自分の目標や夢を持つこと、そして行動を起こすことはとても素晴らしいことだと思いました。

そして、まずは「行動」してみること。いつまでも迷っていては、いい出会いやチャンスを逃してしまうかもしれません。退職後わずか1週間で留学に来た藍さんがそれを教えてくれました。

また、NexSeedの先生たちと出会い、再び教師という目標を見つけた藍さん。

留学は今後の人生に大きな影響を与え、それがきっかけで自分のやりたいこと、今後の目標を見つけた方はたくさんいらっしゃいます。

留学を経験して、藍さんのようにひとりでも多くの方が目標を見つけてほしいと思います。

最後に、今回インタビューに答えていただき本当にありがとうございました！藍さんの夢が実現することを心より応援しています。

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